着物の疑問にお答えします
疑問のタイトル一覧
私の振袖を娘に着せようと思いますが、そのままではダメですか?
着物に桜の柄が描かれてます。春以外に着るのはおかしいですか?
友達から譲り受けた着物と自分の長襦袢を合わせても問題ないですか?
着物と長襦袢を丸洗いするときは半衿を外したほうが良いですか?
着物を保管するときは防虫剤のほかに何か入れたほうが良いですか?
訪問着が欲しいのですが、見るだけも可能ですか?
はい、もちろん可能です。ご来店いただけましたらご覧いただくことができます。在庫商品以外にも、ご希望の色や柄、雰囲気などお好みの商品をお伺いしてから希望に沿った商品を仕入れ、後日見ていただくことも可能です。
また、呉服の中原では年に数回、着物の総合展示販売会を行っておりますので、その機会にご覧いただくのもお薦めです。そのほかにメーカー・問屋主催の着物展示販売会(開催場所:名古屋市内)へのご招待も可能です。
娘が結婚するので着物を揃えたいけど、何が必要ですか?
「名古屋嫁入り物語」に代表されるように愛知県の方は特に嫁入り道具をたくさん持参する文化があります。しかし、最近では以前のような派手さはなく、必要なものだけを持参する傾向にあります。結婚相手の方の着物に対する価値観や、家庭のしきたり、また結婚後の住宅事情も考慮しておく必要もあります。近年の傾向やお話をお伺いして総合的にアドバイスをさせていただきます。着物以外にも真珠のネックレスや念珠、ブラックフォーマルなども信頼できる提携メーカーから品質の良いものをリーズナブルにご提案ができます。
私の振袖を娘に着せようと思いますが、そのままではダメですか?
ダメではありませんよ。でもお母様が成人されたときから約20年ほど経過しているかと思われますので、そのままですと正直古い感じが否めないと思われます。洋服ほどではありませんが着物にも流行があります。特に振袖や浴衣は流行に敏感で、その時代を感じさせるものも多くあります。全く流行に流されない古典柄であれば違和感がないのですが、すべてをそのまま着用するというのは正直無理があるかもしれません。アドバイスとしては帯を新しく変えたり、帯締め、帯揚げ、重ね衿、草履バッグを新調してコーディネートすると綺麗に生まれ変わります。また、目立つシミや汚れのある場合はしみ抜き、丸洗いをしてシワなどない状態で着用するとより華やかになるかと思います。呉服の中原では毎年多くの方の「ママ振り袖」のアドバイスとコーディネートを行っていますのでお気軽にご相談ください。
七五三の着物の縫い上げをお願いできますか?
はい、もちろん承ります。肩上げ、腰上げ、紐の付け替え、さらしの半襦袢、半衿付け、袂の丸み加工など。その他にも七五三に関することは呉服の中原へご相談ください。加工代金はこちらを参照ください>>>
着物を購入した場合、どのくらいの期間で仕立て上がりますか?
お着物の種類や、購入時期などによって多少前後しますが、およそ1カ月程度となります。
ご購入→商品の整理→湯のし(地なおし)→仕立て誂え→検品→納品
家紋入れ加工や、刺繍入れ加工、ガード加工などを施す場合は、プラス1~2週間となります。
結婚式に参列の際の荷物とバッグについて
結婚式に参列される際に、よく質問されるのがバッグについてです。まず着物に合わせたバッグは揃えられていると思いますが、着物用のバッグは小ぶりサイズのため祝儀袋と財布やスマホ、お化粧道具を少し入れるといっぱいになってしまいます。その他に持っていきたいものがあるときは、融通の利く風呂敷がお薦めです。それ以外ですとトートバッグに近い和装のバッグもございます。
自分で帯を結ぶときに帯を回しやすい帯板があると聞きました
はい、ご用意しております。通常の帯板は胴の半分くらいの長さですが、この帯板は胴を一周分の長さがあり、表面が滑りやすいサテン生地になっていりますので、帯がスムーズに回転します。こちらはSサイズから、M、Lサイズがございます。
紬の着物は結婚式には不向きなのでしょうか?
そうですね。一般的に紬の着物は礼装には不向きになります。高級品の大島紬や黄八丈、牛首紬、結城紬、小千谷縮なども正式な場所での着用にはお薦めできません。礼装または略礼装の際は、一般的な「たれもの」といわれる羽二重生地や、ちりめん、綸子などがおすすめです。ただ、近年の結婚式事情は大きく変化し、会場や内容もカジュアルな挙式をあげられる方が増えましたから、ドレスコードが「カジュアル」であれば紬の着物も問題ないと思います。
着物に桜の柄が描かれてます。春以外に着るのはおかしいですか?
様々な図柄の中で桜が描かれているのであれば、春以外の季節に着ても問題ありません。冬桜のように寒い時期に咲く桜もありますので着用いただけます。ただ、桜以外の柄が無く、桜だけを強調した柄の場合は、春に着用されることをお薦めします。これは、他の柄も同じで「杜若」「藤」「梅」「ひまわり」「彼岸花」「紫陽花」「朝顔」など特定の花だけが描かれている場合は、その花の季節に合わせて着用していただくほうがオシャレかと思います。
久しぶりに箪笥から出したら着物の裏地が黄色くなってますが
よくあることです。これは絹特有の現象で時間の経過とともに黄ばんでしまうことがあります。これを防ぐには虫干しをするか、年に1度は着用することが望ましいです。一度黄ばんでしまった裏地は丸洗いをしても元には戻りません。シミ抜きをしても戻りません。漂白をすれば白に近づけることができますが、生地が弱っている場合は作業ができませんので、気になる場合は新しい裏地と交換(仕立て直し)がお薦めです。
地元のお祭りで履く足袋は取扱っていますか?
はい、もちろん取扱いがございます。
大量のご注文の際は事前にご注文をお願いする場合がございます。またその他、お祭りに関する衣装や法被、のぼり旗などのご注文も専門として取り扱っております。お気軽にご相談ください。
雨の日に着物を着たあとは、どうすれば良いですか?
まずは帰宅後、すぐに着物・長襦袢・帯を着物専用ハンガーに吊るしてください。風通しの良い湿気の無い場所で1~2日干してください。その後、裾や衿、袖口などの汚れをチェックし、特に汚れが無い場合は、乾燥した日に畳んで保管してください。ただ、2~3年以内に着る機会のない場合は丸洗いをしてから保管することをお薦めします。絹は湿気や水を嫌います。着用後スグは、雨汚れも乾いてしまえば見えませんが5年~10年後にはシミになって変色の原因になります。
衿汚れはベンジンで拭き取ったら良いですか?
ベンジンは、いわゆる家庭で洗濯ができない衣類の汚れ落としに使用しますが、正直お薦めはできません。昭和の時代のように毎日着物を着て生活をしたり、毎日着物を着ている方にはベンジンで拭き取ることは有効ですが、現在では着用する着物も昔に比べて高価なものですし、なによりご家庭でベンジンを使う場合、汚れを広げて薄く延ばしてしまうだけで、汚れ自体を取り除くことができないからです。例えば、白いTシャツに墨汁が1滴付いたとします。何もしなければ1滴の墨汁の汚れですが、水を含ませたタオルで拭き取ろうとしたとき、墨汁が薄く広がってしまい、かえって汚れの範囲が大きくなってしまった経験ありませんか?汚れは触らずにしみ抜きをお薦めします。呉服の中原では部分的なしみ抜きのみでも¥2,000~お受けしています。お気軽にご相談ください。
男性用の着物は取扱っていますか?
はい、もちろん取り扱っております。ただ、男性用については常時品数を準備しておりませんので、事前に来店日をご連絡を頂くか、まずはご来店頂き、ご希望の着物やご予算、着用の内容などをお伺いして、後日ご覧いただくシステムとなります。もちろんご購入が絶対ではありませんのでご安心ください。
当店は正式な正絹の黒紋付羽織袴から、遊びや普段着の紬、大島紬など。または茶道や華道、踊り舞台衣装などにお薦めのお召のきものから、自宅で洗える着物まで幅広く取り扱っております。
着物を着る日が雨予報ですが、どうすればよいですか?
それは少し残念ですね。でも大切なお着物を濡らしてしまうのは良くないので、雨コートがお薦めです。雨コートなら着物全体をガードしてくれますので安心してお出掛けしていただけます。また、ほかにも着物用の蛇の目傘や和装向きの大き目な傘もございますのでお気軽にお問合せください。
喪服の帯はなぜ名古屋帯なのでしょうか?
素晴らしいです。よくお気づきになりました。正装のイメージのある喪服ですが、なぜ名古屋帯?という疑問がありますよね。それは不幸が重ならないようにとの縁起担ぎが由縁と思われます。ただ、明治・大正・昭和初期では袋帯をしていたようです。名古屋帯が生まれたのは、ごく最近ですからね。
目立つ汚れがある着物を濃い色で染めることはできますか?
はい、できます。取れない汚れを隠すために濃い色で染めることもできます。薄い色や中間色で染めた場合は汚れが目立ちますので濃い色がお薦めです。汚れの箇所のみ染めたり絵柄を入れることで隠すこともできますが、全体を一色で染める場合は、着物を解き洗い張りをしてから表地のみを染めます。その後、仕立てを行い完成です。
結婚式のご祝儀袋を袱紗に入れたほうが良いのでしょうか?
そうですね。やはりご祝儀袋(相手方にお渡しする品物)を、そのまま持参するのは失礼になるというマナーも考慮して袱紗や小さい風呂敷でも良いと思います。これはお歳暮やお中元を持参する際にも風呂敷に包んで持参するのと同じですね。
男性の浴衣の丈が短くなってしまったのは直せますか?
男性用の浴衣でも女性用の浴衣でも綿素材の浴衣は、洗うたびに少しづつ縮んでいきます。女性用はおはしょりの分だけ余裕がありますが、男性はつい丈のため短く感じますね。直せるかどうかは浴衣を見てからの判断となりますが、腰上げ部分に縫い込みが多く余裕があれば身丈を長くすることが可能です。呉服の中原では見積無料で診断いたします。
着物や帯はすべて日本国内で作られているのでしょうか?
当店でお買上げ頂いた反物や訪問着・振袖・浴衣など別誂えにてお仕立て加工をする商品はすべて国内にて縫製しております。ですが、既製品の着物や浴衣などの多くは海外にて縫製されたものが多くなります。着物はご自身の体型に合わせてフルオーダーにて別誂えすると既製品に比べて格段に着心地が良く着崩れしにくくなります。ご自身の体型に合った着物を着用するとシワや歪みがなく綺麗に着付けることができます。
背が低いので上げ底の草履なんてありますか?
上げ底の草履という表現が正しいかわかりませんが、草履の台が通常の2~3㎝の高さのものから、6~7㎝の高さのものまであります。高いものは通常のものと比較して約5㎝ほど高くなります。おしゃれな草履がたくさんありますよ。
半衿をジッパーで簡単に付け替える商品がありますか?
はい、ございます。お仕事や作業着としての着用で使用される場合を除き、当店ではあまりお薦めはしておりません。理由は半衿を手縫いで縫い付けた場合に比べて、ジッパーやマジックテープなどで付けた場合では、着用時の衿の仕上がり(見栄え)に差がでます。着物を着たときに最初に目線が行くのはやはり顔の近くである衿です。襟元が綺麗になっていないと着物全体が美しくありません。
友達から譲り受けた着物と自分の長襦袢を合わせても問題ないですか?
着物と長襦袢の「袖丈」「袖幅」「裄丈」この3つが揃っていれば問題なく着用できます。この3つの寸法が揃っていないと着崩れの原因にもなりますし、袖から長襦袢が出てしまったり着心地の悪さに繋がります。
また、新しく着物を購入されるときも、お手持ちの長襦袢の寸法に合わせて仕立てをすると良いですよ。
揃いの浴衣や法被を製作することは可能ですか?
もちろん可能です。呉服の中原では、お揃いの浴衣や法被、のぼりなど承った実績が多数あります。今ではネットで簡単に注文ができますが、呉服の中原では使用する用途に合わせて生地、染色、誂え方法、ご予算など様々なプランでご提案をいたします。お気軽にご相談ください。
男が一人で呉服屋に買い物に行くのは躊躇するのですが、、
ご安心ください、当店では男性のお客様もよくご来店いただいております。無理にお薦めすることや押し売りなどはありません。男性スタッフがおりますので、ゆっくりと考えてお買い物をしていただけます。
着物と長襦袢を丸洗いするときは半衿を外したほうが良いですか?
いいえ、半衿は外さずに当店へお持ち込みください。長襦袢を洗う際に半衿が付いていれば一緒に洗うことができます。しかし、外してしまうと長襦袢の丸洗い費用に、半衿の丸洗い費用が別途加算されてしまいますので、外さずにお持ち込みください。
着物を保管するときは防虫剤のほかに何か入れたほうが良いですか?
まず、防虫剤は「ウール(毛)」の着物以外はご使用を控えてください。近年ではウールの着物を着られる方は非常に少なくなっておりますので、箪笥の中にウールの着物が無い場合は「防虫剤」は使用しないでください。基本的に絹の着物や綿の着物(浴衣)は虫が喰う心配はありません。虫が食べるのはウール(羊毛)だけです。絹の着物で一番気を使っていただきたいのは、やはり「湿気」です。たとえ桐箪笥に入れていても湿度の高い換気に悪い部屋の場合は、確実に変色の原因になります。絹の着物には湿気取り剤や、文庫丸ごと綿の風呂敷で包む、新聞紙を敷くなどしてください。それでも、やはり虫干しが一番良いです。
結婚式で色留袖を着ますが、帯締めや帯揚げは白色が良いのでしょうか?
そうですね。絶対に白色ということはありませんが、親族の方であれば白色(金銀入り)が良いかと思われます。ただ、出席する新郎新婦とのご関係によって、遠い血縁関係であったり、親戚ではなく来賓としての出席の場合などは白色でなくとも着物の柄に合わせた色の帯締めや帯揚げをコーディネートしても良いかと思います。
現金以外のお支払い方法はありますか?
はい、もちろん対応しております。現在以下のお支払い方法を導入しております。
各種クレジットカード(AMEX含む)、交通系電子マネー、applepay、iD、quickpay、d払い、PayPay、LINEPay、支付宝、AliPay、UnionPay、WechatPay、地域商品券(期間限定)
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